あらすじ
お菊の打ったデコイは失敗に終わり、追い詰められる妖怪。

お菊「玉藻、後ろから陰陽師が追いついて来たよ」
玉藻「デコイ作戦失敗に終わったか」
お菊「どうしよう。祓われるのはやだよぅ」
玉藻「心配するな。尻尾を使う」
ドロン。
玉藻の尻尾の1つが化け、標的となった。
その間に妖怪2匹は隠れる。

玉藻に化けた尻尾が着物の裾を少しめくった。
なまめかしい脚が現れる。
追いついて来た隆史が目を奪われて足を止めた。
尻尾は続いて肩を覗かせた。
隆史は尻尾に夢中だ。

「今じゃ。逃げるぞ」
妖怪は南に向かった。

胡桃が隆史に追いついた。
「何やってるの兄さん。それ、尻尾だよ」
隆史は化かされたまま正気を取り戻せない。
「陽雷」
胡桃が容赦なく尻尾を打ち抜く。
「は！」
隆史が正気を取り戻した。
2人は妖怪を取り逃してしまった。


つづく